意識科学 2014 4 6

 意識科学というと、心理学を連想するでしょうか。
しかし、ここで書くことは、物理学のことです。
 確か、10年近く前に書いたと思いますが、
人間の意識が、物理学的現象に、どう影響するかを考えるのが、
「意識科学」であるという意味で書いたのです。
 こんなことを書くと、奇想天外な話だと思うでしょう。
「人間の意識が物理学的現象に影響を与えているとなると、
もはや再現性がなくなってしまう。
誰がやっても同じ結果が出ないという問題が出る」
 もちろん、この話は、日常的な大きさにおいては、全く関係ありません。
これが問題になるかもしれないのは、
量子力学が扱うような微小な世界の話です。
 バイオテクノロジーも微小な世界を扱うとなると、
ナノ・バイオテクノロジーも、
そういう問題を考慮する点があるかもしれません。
 もうひとつ書くならば、
宇宙テクノロジーにおいても、意識科学を考慮すべきかもしれません。
 次元を超えて、空間移動をする時に、
人間の意識が、どう影響してくるかという問題です。
 これは、私の独創ではありません。
実は、数十年前、アメリカの科学者が考えたことです。
どこの大学の教授だったか、忘れましたが、
そういう科学者がいたのです。
 私は、その人の本を読んで、
意識科学について思索していたのですが、
さらに、その人の本が他にないか探したところ、
飛行機事故で不慮の死を遂げていたのです。
 そういうわけで、私の思索も中断しているわけですが、
宇宙テクノロジーか量子力学の分野で、
もう一度、思索してみようかと思います。

カーテン 2011 5 3
 たまには、話題を変えて、発想の転換をしましょう。
私たちが住んでいる「次元」は、3次元プラス1次元で4次元です。
縦・横・高さの3次元と、時間の1次元です。
時間は、直線の1次元の存在です。
 ただ、このように書いてもわかりにくいと思いますので、
たとえ話をすれば、私たちが住んでいる次元空間は、
カーテンのようなものです。
 つまり、カーテンレールが、時間という次元で、
そのカーテンレールにぶら下がっているカーテンが空間という次元です。
 宇宙は遠くない。
隣の町のコンビニエンスストアに行くような感覚で地球に来ることができます。

宇宙のトンネル 2010 8 1
 宇宙にトンネルがあると言ったら大変なことになるでしょうか。
おそらく、科学者たちは、
「いったい誰が、どのようにして作ったのか」と議論になるでしょう。
 しかし、それは、余計な詮索と言えるでしょう。
こう考えてみれば、どうでしょうか。
車で道路を走っていたら、トンネルがあった。
トンネルを通れば、向こう側まで10分で行くことができます。
 しかし、このトンネルは、
「いったい誰が、どのようにして作ったのか。
それがわからない限り、トンネルを通ることはできない。
だから、私は、峠道を5時間もかけて向こう側まで行く」という人がいるでしょうか。
たいていの人が、何も考えず、便利にトンネルを使うでしょう。
 やがて、人類も、何も考えず、
便利に宇宙のトンネルを使うことになるでしょう。































































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